小児心身症・不登校支援の診療について
夏休み明け〜2学期の始まりにかけて、疲れが溜まってくる時期だと思います。
「頭が痛い、お腹が痛い、食欲がない、眠れない、体がだるい」などの症状が続いて小児科を受診し、診察および検査などを行なった後に、「小児心身症」と診断される子どもたちは、少なくありません。
当院が大切にしている考え方として、
「ゆるくつながる」を意識した小児心身症・不登校支援を行っていきたいと考えています。
一般診療のついでに気軽に相談していただくことも大丈夫ですし、もし本人が受診することが難しい場合には保護者の方がまず受診して状況を教えていただくことでも対応可能です。また、予約キャンセルや予約変更も可能な限り柔軟に対応したいと考えていますので、お子さんの様子が心配で、お困りの際には、都合の良いタイミングでご相談いただけましたら幸いです。
一方で、当院は「小児心身症・不登校支援」の専門施設ではないため、場合によって、ご希望通りには対応できないこともあるかと思います。その場合には、大変申し訳ありませんが、他施設への受診をご検討いただけますようお願い致します。
<当院の特徴について>
(1)お子さん本人の考えや思いを丁寧に聞くことを重視しています。保護者からも必要な情報を聞いた上で、小児科医としての診断(見立て)を説明します。
(2)対処方法、治療方法については、診断(見立て)を基に複数の選択肢を提示し、本人および保護者の意向を確認します。
(3)お子さんが自分自身の状況を適切に理解し、気持ちを表出(言語化)できるようサポートします。
(4)保護者および学校の先生など、周囲の大人がそれぞれ意見や行動がバラバラな結果、お子さんが混乱していることが多いため、関係者と連携をとりながら、環境調整や薬物療法などのプランを提案します。
(5)お子さんが体調を回復するために、「学校や自宅以外の第3の居場所」を必要とする場合には、クリニック併設のスペースを利用することを検討します。小児科医の仕事は「子どもたちの未来をつくるお手伝い」だと思っています。
なお、小児心身症・不登校関連で相談をご希望の方は、診療時間の確保の都合があるため、電話での事前相談をお願いしています。お手数をおかけいたしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。